推進工事 泥水式推進工法 泥水式推進工法(ユニコーン工法・パイプリターン工法他)は、前部が隔壁で密閉された泥水式掘進機のカッタチャンバ内に満たされた泥水の圧力を、切羽の土圧および地下水圧に見合う圧力に保持することにより切羽を安定させます。また、カッタヘッドの回転により切削した土砂を泥水に混入して坑外へ流体輸送しながら、立坑に設けた元押しジャッキによって推進管の圧入布設を行うものです。流体輸送された排泥水は坑外に設けた泥水処理装置により土砂と泥水に分離し、泥水は再び切羽へ送られ、送泥水の管路系統は循環回路になっています。 ユニコーン工法 管径φ250〜φ3000までを対象に、巨礫・軟岩・中硬岩などの地質まで幅広く対応が実現。カッタディスクを交換することにより普通土、硬質土、玉石混じりにも適応可能。 特徴・メリットユニコーン掘進機は管径φ250mm~φ3000mmまでを対象に、巨礫・軟岩・中硬岩及び硬岩層と従来不可能とされていた土質まで幅広く適応できる掘進機です。さらにカッタディスクを交換することにより、普通土・硬質土・玉石混り砂礫層も適応できます。 ・高トルクでハイパワー ・カッターディスク替えることで広範囲の土質に対応 ・ランニングコストが安い 関連リンクユニコーン協会 パイプリターン工法 広範囲な土質・長距離の掘削だけでなく、地中での障害物などにも対応可能。推進工事だけでなく基礎工事・法面工事・パイプルーフ工事などでも活躍しています。 特徴・メリット鋼管位置を維持したまま、カッターが拡縮・自走後退できる。 再挿入が可能なため長距離推進が施工できる。 ・先導体の引戻し再挿入が可能 ・到達立坑不要及び最小スペースの発進立坑 ・掘進機による障害物の撤去が可能 ・適用土質が広い ・長距離推進が可能 ・工期が短く経済的 ・推進精度が良い ・排土や捨土が容易 関連リンクパイプリターン工法協会